Poetry in daily life · شعر در زندگی
詩が、いまも暮らしの中にある国
イランでは、詩は本棚にしまわれた古典ではありません。家族の集まりで誰かが一節を口ずさみ、会話の途中にサアディーの言葉がことわざのように引かれ、街の壁やタイルには詩句が書かれています。好きな詩を何行も暗記している人も少なくありません。
10世紀ごろから、ペルシア語の詩は宮廷から神秘主義の集い、市場や茶店へと広がり、千年以上にわたって途切れることなく書き継がれてきました。フェルドウスィーの『シャー・ナーメ(王書)』は、ペルシア語とイランの物語を後の世へ伝えた作品として、今も深く敬愛されています。